ハーフのLO(山札切れ)デッキ考察 (6)
2014年5月2日要素5 『自分の展開力』
必要なカードを必要な時に持ってくる、つまりドロー力と言い換えられるかもしれませんが、ハーフの場合ここがスタンと決定的に違います。引きすぎると自滅するのです。スタンではある程度無駄にカードを切ってでも引ければよいのですが、ハーフではより必要なカードを、無駄なく引くことが求められます。
スタンでは最強ドローソースはアララギ(プラターヌ)博士ですが、ハーフで1枚アララギ打ったら残りの山札の3分の1がなくなります。これまで対戦した中では、プラズマ団デッキの方は速攻を狙ってアララギを1枚採用しているケースや、アギルダードロン系で山札引き切りたい場合がありましたが、他ではほとんど見たことがありません。したがってチェレン(ティエルノ)、ベル、サナが多く使われます。
このうちサナはちょっと特別で、(サナ除き)手札が6枚以上なら山札を回復させる効果があります。ただし、だぶついた手札を戻してしまうので引きたいカードを引く力は高くありません。
サナと組み合わせて手札を増やしてから山札回復させることを考えると、6枚以上では引けないベルも弱いです。しかし、進化ポケモンを使うデッキでは、手札消費が大きいので、序盤にあると役立ちます。
一番安定して使えると思うのはスタンではあまり入らなくなったチェレン(ティエルノ)でしょうか。3枚しか引けないのは弱いと考えるかもしれませんが、引きすぎず、決まった枚数引けるので計算もし易く、圧縮が進んでいれば割とキーカードを引きやすくなります。
最近はスタンではフウロを使うよりもアララギで引いた方がよいという話もありますが、ハーフでは退化スプレーやらアメやらボールやらを持ってこれるフウロはほぼ1枚必須だと考えています。
そしてLOデッキならではのサポがヒュウ。こいつがとても使えるのです。
ヒュウの利点は、単純にドロソとしてだけでなく相手の手札/ドローをある程度コントロールできることにあります。相手の手札が少ない状態であれば自分の番のうちに引かせることができます。また相手がヒュウを警戒して手札を5枚近くにしようとしたりと、心理的にも揺さぶりをかけられます。
XY2で新しく増えたサポでは、ポケモンだいすきクラブ。たねポケモン限定とはいえ、アイアントやココドラやヤミラミや壁役のEXを並べるのに1枚は入れていいサポートです。
ここまではサポートについてですが、他にも例えばムシャーナやマルマイン等の特性やワザによるドロー力もあります。特にムシャーナの特性よちむは、上2枚のうち好きな方を引けるので、げんきのかたまりで戻したポケモンやリサイクルで戻したカードをすぐに引けます。アイアントを継続して並べるのに、げんきのかけらだけでなくかたまりも使えます。
またヤミラミのジャンクハントやホルードのものひろい、ドリュウズのほりあてアタック等も、ボール等のグッズを回収できるのでドロー力と考えてもいいかと思います。
グッズによるドロー(じてんしゃ、ローラースケート)もありますが、LOデッキでなくてもあまり使い道がありません。ただでさえデッキスペースが少ないのですから。
サポの活用を考えた時、ジラーチEXの存在は考慮するべきです。ほしのみちびきで好きなサポートを持ってこれます。序盤の事故防止や、フウロを経由してグッズを引いたりと、便利なことこの上ありません。ただ、ベンチにおいておくのはとても心許ない(きぜつしたら2枚サイドを取られます)のと、初手ジラーチEX単が最悪(しかしよくある…)なので、回収サイクロンやクロケアで戻すことを考慮するか、潔く諦めるかした方が良いでしょう。
終盤でとっておきのジラーチEXを出して、てちょうで戻したフウロ→1枚残っているアメ→ベンチのココドラをアメで手札からボスゴドラを出して進化→やまおろしで勝ち、なんていうのが結構あります。
必要なカードを必要な時に持ってくる、つまりドロー力と言い換えられるかもしれませんが、ハーフの場合ここがスタンと決定的に違います。引きすぎると自滅するのです。スタンではある程度無駄にカードを切ってでも引ければよいのですが、ハーフではより必要なカードを、無駄なく引くことが求められます。
スタンでは最強ドローソースはアララギ(プラターヌ)博士ですが、ハーフで1枚アララギ打ったら残りの山札の3分の1がなくなります。これまで対戦した中では、プラズマ団デッキの方は速攻を狙ってアララギを1枚採用しているケースや、アギルダードロン系で山札引き切りたい場合がありましたが、他ではほとんど見たことがありません。したがってチェレン(ティエルノ)、ベル、サナが多く使われます。
このうちサナはちょっと特別で、(サナ除き)手札が6枚以上なら山札を回復させる効果があります。ただし、だぶついた手札を戻してしまうので引きたいカードを引く力は高くありません。
サナと組み合わせて手札を増やしてから山札回復させることを考えると、6枚以上では引けないベルも弱いです。しかし、進化ポケモンを使うデッキでは、手札消費が大きいので、序盤にあると役立ちます。
一番安定して使えると思うのはスタンではあまり入らなくなったチェレン(ティエルノ)でしょうか。3枚しか引けないのは弱いと考えるかもしれませんが、引きすぎず、決まった枚数引けるので計算もし易く、圧縮が進んでいれば割とキーカードを引きやすくなります。
最近はスタンではフウロを使うよりもアララギで引いた方がよいという話もありますが、ハーフでは退化スプレーやらアメやらボールやらを持ってこれるフウロはほぼ1枚必須だと考えています。
そしてLOデッキならではのサポがヒュウ。こいつがとても使えるのです。
ヒュウの利点は、単純にドロソとしてだけでなく相手の手札/ドローをある程度コントロールできることにあります。相手の手札が少ない状態であれば自分の番のうちに引かせることができます。また相手がヒュウを警戒して手札を5枚近くにしようとしたりと、心理的にも揺さぶりをかけられます。
XY2で新しく増えたサポでは、ポケモンだいすきクラブ。たねポケモン限定とはいえ、アイアントやココドラやヤミラミや壁役のEXを並べるのに1枚は入れていいサポートです。
ここまではサポートについてですが、他にも例えばムシャーナやマルマイン等の特性やワザによるドロー力もあります。特にムシャーナの特性よちむは、上2枚のうち好きな方を引けるので、げんきのかたまりで戻したポケモンやリサイクルで戻したカードをすぐに引けます。アイアントを継続して並べるのに、げんきのかけらだけでなくかたまりも使えます。
またヤミラミのジャンクハントやホルードのものひろい、ドリュウズのほりあてアタック等も、ボール等のグッズを回収できるのでドロー力と考えてもいいかと思います。
グッズによるドロー(じてんしゃ、ローラースケート)もありますが、LOデッキでなくてもあまり使い道がありません。ただでさえデッキスペースが少ないのですから。
サポの活用を考えた時、ジラーチEXの存在は考慮するべきです。ほしのみちびきで好きなサポートを持ってこれます。序盤の事故防止や、フウロを経由してグッズを引いたりと、便利なことこの上ありません。ただ、ベンチにおいておくのはとても心許ない(きぜつしたら2枚サイドを取られます)のと、初手ジラーチEX単が最悪(しかしよくある…)なので、回収サイクロンやクロケアで戻すことを考慮するか、潔く諦めるかした方が良いでしょう。
終盤でとっておきのジラーチEXを出して、てちょうで戻したフウロ→1枚残っているアメ→ベンチのココドラをアメで手札からボスゴドラを出して進化→やまおろしで勝ち、なんていうのが結構あります。
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